来たる夏に向けて#1
- 森脇自動車
- 2022年6月14日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年6月15日
日本の夏は高温多湿。
とてもエアコンなしでは過ごせない、まさに夏の生命線ともいえるエアコン。
新車のうちは冷えるのに4〜5年も経つと徐々に効きが悪くなり、
エアコンのスイッチを入れても冷えないと感じることはありませんか??
夏本番が来る前にぜひカーエアコンのメンテナンスをおすすめします。
車のエアコン(冷房)の効きが悪い原因としては、
・故障によるガス漏れ
・コンプレッサーの故障
・ガスの不足や汚れ
などが考えられます。
1.ガス漏れ
まだ新しい車なのにガスが減っている、ガスを補充してもまたすぐにガスが減ってしまう、
このような場合、故障によりエアコンガスがどこかから漏れている可能性があり、
漏れている箇所を特定し、部品の交換などを行う必要があります。
ガス漏れを放置するとコンプレッサーの故障にもつながるため、速やかな修理をおすすめします。
2.コンプレッサーの故障
エアコンが全然効かなかったり作動しないという場合には、コンプレッサーの不具合の可能性もあります。
コンプレッサーの交換が必要な場合、車種にもよりますが数万円~、
場合によっては10万円を超える修理費用がかかります。
3.ガス不足や汚れ
エアコンが冷える仕組みは、液体が蒸発するときに周囲から熱を奪う性質を利用しています。
その冷媒であるエアコンガスは基本的には減ることは無いと言われていますが、
車のエアコンの場合、
走行中の振動などの影響で年月を経るうちに、ごく微量ずつですが減っていき、
ガスが減るとエアコンの効きが悪くなることがあります。
ではガスが減った分を補充すれば良いだけなのかというと、そうではありません。
国産車で現在主流のエアコンガスは吸湿性が高く、何年も使っているうちに混入した水分や不純物により、エアコンの効きが悪くなることがあります。
そのため、単に減ったガスを補充するだけでは水分や不純物が残ったままになってしまうので、
エアコンガス本来の性能を発揮できません。
つまり、ガスが不足してエアコンの効きが悪いときには、ガスの補充だけでなく、
エアコンガスクリーニングも同時に行うのがおすすめです。
エアコンガスクリーニングの内容
エアコン内部の水分や不純物を取り除きます。
その後、クリーニングされたガスの戻しと追加補充することで
エアコン本来の性能を回復させます。

・エアコンガス(冷却に必要なガス)
封入されたガスをすべて回収&精製、
内部クリーニング後車両に戻す。
・ガスの封入量(車両毎に適切量有り)
メーカー指定の封入量をデータ通りに封入。
・エアコンオイル
(エアコンをスムーズに動かすためのオイル)
ガスと一緒に回収。再利用せず新しいオイルに交換します。
・真空引き
入りこんだ空気を取り除き、冷却効果を高める。
ガス回収後に内部を真空にし、空気や不純物をなくしガス純度を高める。

上記作業を一台のマシンで効率よく行います。
「新車のエアコンの効きをもう一度」というかたにおすすめです!
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